
最近、私が猫写真のテーマとしているのは、光と表情。
夕日が背景の池に反射してアクセントになっている。ゆっくり時間をかけて猫と話をしながら表情をつかまえる。
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横浜に住んでいたころ、賃貸だったので猫を飼うことは出来なかったのだけれど、1階の部屋だったので、窓から遊びに来る猫がいた。隣で飼われていた『みい』というメス猫。遠慮してほとんどご飯をあげたりしなかったのだが、それでも毎日遊びに来た。泊まっていくこともあったので、飼い主さんには心配なさらぬよう話してはいたのだが、猫とは言え若い娘の連日の外泊は面白くなかろうと思い、窓の外で「にゃあ、にゃあ、入れてくれろ、入れてくれろ」という鳴き声に鬼の心で居留守を使ってみた。すると、網戸をバリバリ引っ掻くという作戦に出てきた。それでも無視していると、網戸によじ登りヤモリのように張り付くという技を繰り出した。垣根はあったけれど、その高さは通りから丸見えである。家主の目につくのも具合が悪い。
その日から飼い主公認の別宅となった。
そんな『みい』のお腹が大きくなった。ある日もうまもなくというお腹で網戸によじ登って、にゃぁにゃぁ鳴いている。入ってくるなりうろうろと部屋を回って産む場所を探しているのが分かった。
段ボール箱にタオルをひいてやると『みい』は私の顔をじっと見つめながら4匹の子猫を産んだ。まるで「アナタの子供よ」と言っているようだった。
たぶん、本当にそう思っていたのだろうなと懐かしく思い出す。
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テーマ:猫の写真 - ジャンル:写真