- じゃんぼよしだの酔眼写真塾 (猫の穴) -


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向こうを向いているけど、耳を見てください。ちゃんと撮られているのがわかっているのですね。興味津々なのです。
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猫と呼ばれるものひとなど。猫背、猫火鉢、猫車、猫いらず、それぞれの略。三味線、そして三味線を使う芸妓のことも猫という。
江戸時代には娼婦を猫と呼んだ。金猫、銀猫があり、その揚代、つまりお値段の高い方が金、安い方が銀。吉原の遊郭では、逆に良い客、色男あるいは情人のことを猫といった。
金猫、銀猫と呼ばれる娼婦は本所回向院、現在の両国二丁目のあたりに多かった。
回向院(えこういん)というお寺は今でもあって、鼠小僧次郎吉の墓があることで有名だが、猫塚もある。
貧乏な時田半次郎の飼い猫が小判をくわえて帰ってきて、その後金持ちになって亡くなった猫を供養するために作ったという説。女房に殺された定という博打打ちの仇討ちをした猫のものという説。出入りの魚屋が病気になったとき、小判を届けた両替商の猫という説などがある。猫塚を作って弔うというのは心温まる話なのではあるけれど、博打打ちの定の猫は、サイコロの丁半を鳴き声で教えたというので、共通点は全て飼い主にお金をもたらしたということ……。
まあ、猫がお金をくわえて持ってくるなどということはないけれども、幸せは運んでくれる。間違いなく。
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