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穴であります。くぼんだ所、突き抜けた所ですが、欠点や欠損の意味もありますね、こういう穴は開けてはいけないのですが、競馬の穴は大きいほど嬉しい。もっとも当たればですが。

さて、穴は形而上的であると、そう思ったという話。

「地面に穴ができた」 これはですね、穴が発生したのではなくて、地面の一部がなくなったということ。つまり、穴というものは実は存在しなくて、何かの一部がなくなった状態なのだということで、「穴」は、「ないもの」に付けられた名前のひとつで、これはなんだかおもしろいなあと思うのです。
壁の穴とかは、存在するように思うけれども、それは実は壁がないところ。

人間の体にもいくつか穴がありますが、人間の穴にはたいてい糞がつきものですね。耳、鼻、へそ、尻、穴などと考えていると結局、こういう方向に行ってしまう。ああ、穴があったら入りたい。

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