
医学的には、痒いは痛いと同じなのだそうだ。つまり「少し痛い」と「物凄く痒い」はほぼ同じことなのらしい。うーむ、医者に文句を付ける気はないけれど、違うと思うなぁ……。
痒いといえば、蚊ですね。寝ていると蚊の飛ぶ音が聞こえてくるのです。最初のうちは布団を被って刺されないようにするのですが、顔のあたりでまた「ぷ〜〜ん」と音がする。腕をばたばたさせて追い払うのですが、気になって眠れない。むむぅと思って起きて電気を点けるとどこにもいない。諦めて寝ようとすると、また「ぷぅぅぅ〜ん」
『世の中にかほどうるさきものは無し、ぶんぶというて夜も寝られず』よく詠んだものですね。かほど=蚊ほど、ぶんぶ=文武、であります。
蚊もいろいろおりまして、やぶ蚊に刺されるのも痒いですが、海などにいる「糠蚊」(ヌカカ)、これは凄まじい。見た目は小さい蚊なのですが、かるく数日は痒みが続き、数年たっても痕が残る人もいる。
「隔靴掻痒」靴を履いた上から掻いても痒みは収まらぬ。はがゆいという意味ですね。
背中の手が届くか届かないかというぎりぎりのところ……あぁ痒い。
「麻姑を雇うて痒きを掻く」これは逆で物事が思いのままになること。
いやいや、書いているだけで痒くなってきました。いかがですか? 読みながら、どこか掻いていませんか? 私は掻きながら書いていますけれど。
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