
甘いものは別腹といいますが、「酒に別腸あり」と申します。どうやら酒は腸に行くようですが、確かにあれほどの大量の水分がいったいどこに入るのかと、まあ、自分でも驚きますね。3リットルのビールは飲めても同量の水は飲めません。
「酒は百薬の長」といいますが「酒は憂いの玉箒」とも申しまして、酒は心配事や憂いを取り除き忘れさせてくれるありがたいもの。「天の美禄」とは酒のこと。
「1杯は人酒を飲む、2杯は酒酒を飲む、3杯は酒人を飲む」深酒を戒める言葉でありますが、そのような自制心がなくなることこそが酒の楽しみではなかろうかとも思うのであります。
酒に酔うと出てくる癖、○○上戸というやつですが「酒の酔い本性忘れず」といい、酔ったからではなく、その人の本性なのだとも。
「三人上戸」怒り、泣き、笑うを順番にやる人。友人に甘納豆で酒を飲むという変わり者がいましたが、酒も甘いものも両方好む人を「盗人上戸」といいます。 「捩上戸」「呑口上戸」酔うと理屈をこねる人。
酔っても顔に出ない人を「空上戸」逆は「色上戸」「赤み上戸」。 酒豪は「底抜け上戸」、酔うと暗くなる人を「隠者上戸」と申します。
「酒嚢飯袋」大酒を飲みで飯を食うだけの能無しのこと。まあ、私のことでありますが、酔っ払いを「酒中の仙」とも。この仙こそが酔眼写真の極意なのであります。
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